天野杯

「天野杯」の名称は獨協大学創設者、故天野貞祐先生に由来します。当初、一年生の学内コンペとしてはじまりました。第1回天野杯は学園祭のときに、現在の天野貞祐記念館食堂部あたりにあった旧学生食堂2階にて、60年程前に行われました。

第一回天野杯
第一回天野杯

当時、学連には1年生、2年生の出場できる試合は新人戦以外にありませんでした。新人戦は1年生から3年生(レギュラー選手以外)まで出場できる個人戦でした。このため、特に1年生の多い大学では「秋に1年生のみの団体戦ができたら」という声がありました。この受け皿になったのが天野杯でした。第3回からは連盟の後援試合となり、1年生を対象とした対外試合に発展します。その後、2年生が加わり下級生を対象とした試合になります。

また、学連では部員数の多い大学ではレギュラーになれなかった上級生の試合がないという問題もありました。3回にて消滅した首都圏大学対抗戦のジュニアとシニアに分けた団体戦方式が天野杯に引き継がれ、上級生も含めた現在の形式になります。2016年には第48回になります。

「第25回天野杯(旧体育館にて) 」

第25回天野杯
第25回天野杯
第25回天野杯
第25回天野杯
第25回天野杯